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【シリアの旅】ペースト文化@アレッポ [シリア]

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ムタッバル.jpg

シリアに限らず、トルコ、レバノン、ヨルダンの一帯に共通する
素敵な食文化、それは「ペースト」です。

写真のようにお皿に平らに盛られたペーストが必ず食卓に登場します。

そして、地域によって種類に違いはありますが、原則パンは食べ放題。
シリアの場合はホブスと呼ばれる薄いピタパンが大量に出てきます。

ペーストは、スタンダードなのはゴマのペースト「タヒーナ」。
中国で言えば、芝麻醤みたいなもので、練りゴマにオリーブオイルなどを
混ぜたものです。

タヒーナの扱いは日本で言うとマヨネーズとかソースとかぐらいのレベルで、
スーパーなどでも大瓶でどかっと売ってます。
レストランでもかなり安く、安食堂ではタヒーナとパンだけで済ませている人もいるぐらい。

少し豪華なペーストだと、ナスが入った「ムタッバル」、
ナスや赤ピーマンが入った「ババガノージュ」、
ひよこ豆が入った「ホンモス」など、いろいろバリエーションがあります。

地域柄、あまりサラダ文化がない分、ポジションとしては
サラダのような感覚でもありますが、サラダと違って「おかず力」が高いので、
ペーストだけでパンがいくらでも食べられてしまいます。

それにしても日本の感覚では信じられないぐらいパンの扱いが大雑把です。

なにせパンはどこでも無料なので、日本のレストランでまず水が出てくるのと、
同じ感覚で、ビニール袋に入った大量のパンがバサッと束で置かれます。

それだけでなく、例えばケバブの下に敷かれていたり、
フタのように上にかぶせられたり、挙句の果てには手を拭くのに使われたり。
もちろん大量に食べ残されます。

日本では主食のごはんは伝統的にすごく丁寧に扱われていて、
茶碗にごはん粒が残っていたら、全部食べなさい、などと言われたものです。

パンも同じ主食の地位にあるはずなのにこの扱い。
全然敬意が払われていません。

なんとなく、日本の米は神様のような存在ですが、
こちらのパンはある意味空気のような存在で、
当然そこにあるべき家族のようなもの?とか思いました。



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コメント 1

通行人

カバーブの上にパンを置くのは保温のためです。

シリア人は、パンだけはゴミ箱に捨てません。彼らなりに大切にしているんですよ。でも結局は別の場所に捨てるんですけどね(笑)。
by 通行人 (2010-08-01 15:21) 

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